極力歯の保存につとめますが残念ながら保存できない歯も存在します。そういった歯は細菌の温床になるため、 口腔内だけでなく全身にも悪影響をおよぼす可能性があります。
抜歯を行う際はお体の状況を十分に把握し安心して処置をうけていただけるよう細心の注意をはらいます。
当院では歯科用コンビームCTを完備しており、これを活用することで、従来のレントゲン撮影では確認できない顎骨・歯牙の3次元的な状態の把握が可能です。
CT撮影をすることで、従来であれば大学病院等にご紹介するしかなかった、立体的な位置関係の把握が困難であった病態も診断することができるようになりました。
当院での抜歯をはじめ、さまざまな外科的手術、治療について口腔外科専門医が担当しております。
半分歯茎の中にもぐりこんでしまっている親知らず、歯の根の先にできてしまった大きな膿の袋（嚢胞）、口腔癌の診断、粘膜疾患の診断・治療など対応可能となっております。
外科治療において、症例によっては外来対応が困難なもの、専門機関での対応が安全であるもの等がございます。
その場合専門機関にご紹介させていただきますが、日本大学松戸歯学部付属病院をはじめとした、近隣の大学病院と連携をとり、スムーズに受診いただけるような体制を整えております。
口腔外科の治療は通常の虫歯の治療とことなり、麻酔の使用や、観血的な対応であったりとお体の状態に影響のある処置となります。
そのため、内科等、他疾患で加療中の方におかれましては、医科に対診をとり、当院においてもお体の状況を掌握しながら患者様には安全に処置をうけていただけるようにつとめております。
当院では生体情報モニターを完備しており、実際に処置に際しては、全身状態をモニターしながら外科処置を行う事が可能です。
また、地域の一次救命に寄与すべく、AED（自動体外式除細動器）を設置しております。
